思うこと

SNSを眺めていて最近感じたことがあります。

気軽になんでも書けるという手軽さからか、「その手に持っているスマホなり、目の前のパソコンで、まずご自分で調べてみてはどうでしょうか」と思うことが増えました。調べる=SNSで聞く、ではないと思うのです。

SNSで疑問や質問を投げかければ、即座にいろんな答えが届きます。でもそれは全て本当に正しい情報なのでしょうか?それを正しいかどうか見極めて、信じていい情報かどうか取捨選択できるのでしょうか。

スイーツの美味しいお店の情報が欲しいのならそれでもいいかもしれませんが、法律のこと、お金のこと、医療のこと等、「きちんと専門家に聞きましょうよ」と思うような内容をSNSで投げかけ、それについていろんな回答がぶら下がっている。明らかに素人が自分の経験や知識で回答している。でも、見る人が見ればそれは間違っているとわかる。誰も正すことなく誤った情報が拡がっていくのを幾度となく目にするようになりました。

悪意を持って嘘やデマを書き込む人がいるかもしれないし、悪気はなくても自分の経験から回答をしてもらえたとしても、それが古い情報かもしれません。SNSでのやりとりがいけない、と言っているわけではありません。得た情報を正しく見極めて取捨選択してこそ「調べる」ということになるのだと思っています。そしてわからなければ、専門家に聞きましょう。

そんなことから思いついたのが「働く方からのご相談」です。

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KIMIKO社労士事務所
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